孤独な生活
ホームレスの人たちは、社会から疎外されています。
一般の人たちから話しかけられることはなく、別世界を作っています。
ですから、ホームレスの中には、数週間から数ヶ月、あるいは数年間も誰とも話をしたことがなく、孤独に過ごすケースも珍しくありません。

この孤独は、ホームレスになった場合に直面する大きな問題の一つと言われています。
そのため、貴重な食料を分け合ってでもペットと一緒に暮らすということがあるそうです。
その伴侶という言うべきペットを手放したくないいという気持ちは当然ですが、一時宿泊施設などの施設にはペットの世話ができる体制を整えているところがないのが現実です。
新宿駅のタクシー乗り場、地上への出口、そして京王線との連絡通路の間、一日に数万人が通り過ぎる場所ですが、そこに異空間とも言うべきスペースが出来上がっています。
それが、ダンボール村です。
この新しい村は長期間存在していましたが、結局は東京都によって強制撤去され、跡地は駐車場になりました。
こうして、居心地の良かった地下を追い出されたホームレスの人たちが、新宿中央公園に集まってきたわけです。
ホームレスの収入源は、、代表的なものと言いますと、やはりダンボールやアルミ缶の回収でしょう。
アルミ缶は一時キロ80円から90円でしたが、値上がりが続き150円程度の相場が続いているようです。
高いところでは、170円にもなると言います。
アルミ缶で得られる収入は月に30000~100000円くらいになると言われています。
稼ぐ人は、マンションなどのお得意様が付いているそうです。
ホームレスに追い込まれた日雇い労働者が名古屋市などを相手取って起こした生活保護訴訟の中で、「働く能力がある場合でも、実際に働く場があるかどうかで判断すべきだ」という解釈が示され、厳しい雇用環境も考慮する流れが出てきてきたということです。
生活保護の適用は、自治体によって格差があり、ホームレスの人たちへの処遇が相変わらず厳しい現実が続いているようです。
ただ、厚生労働省は現在、居住地がないことや稼動能力があることだけで、生活保護の要件に欠けることはない、と全国の自治体を指導しているということです。
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