ホームレスとダンボールハウス
ホームレスは仕事をしない怠け者、と思っている人がたくさんいます。
しかし、実際にはそうではありませんし、仕事ができない原因もあります。
東京のホームレスでは、全体の8割近い人たちが働くことを希望し、名古屋の場合でも、9割を超す人たちが仕事があれば行くと回答しています。
それも、8割以上が1週間に5日以上、8時間労働が可能だと言います。
路上生活者、いわゆるホームレスを追い出そうと、ダンボールハウスに火をつけるという事件も起こっています。

殺すつもりではなく脅すためにと犯人は言っていますが、一つ間違えばホームレスが死んでしまうわけですが、こういった事件が多発しているわけですから、社会問題として行政が対策を講じるべきではないでしょうか。
最近は、何の恨みもないホームレスに対して、八つ当たりのように、あるいははけ口のように暴力をふるっている感があります。
いくら世の中が荒んでいるとは言え、ホームレスを的にするのは人の道を外れています。
ホームレスのダンボールで作られた家は、寒くて、雨風にもろい、すぐ壊れるといったイメージがあります。
このダンボールは、引越しや物流に欠かすことはできないものですが、安価な梱包材という経済的な理由だけでなく、軽くて紙にもかかわらず丈夫という強度的な理由で、用いられているのです。
実際に、災害用のダンボールハウス、あるいはダンボールの家具が出回っていたりと、ダンボールは侮れない素材なのです。
日本のホームレスの多くは、大都市に集中しているのですが、必ずしも都市の人口規模に比例しているわけではないようです。
日本のホームレス問題は、単なる都市問題の一面というものではなく、それぞれの都市や地域が抱えている構造や特質が関係していると言われています。
ホームレスの人たちの中でも、ダンボールやアルミ缶などを回収している人たちは特に縄張り意識が強いと言われています。
回収できる範囲や店には縄張りがあり、勝手に他の人が回収できないそうです。
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