ダンボールハウスから見る景色
ホームレスは、狭義にはさまざまな理由により定まった住居を持たず、公園や路上を生活の場とする人々、公共施設、河原、あるいは橋の下などを起居の場所とし日常生活を営んでいる野宿者のことです。
広い意味では、一時施設居住や家賃滞納、再開発による立ち退き、ドメスティックバイオレンスのため自宅を離れなければならない人など住宅を失う危機にある人のことを言います。
景気低迷でホームレスが増加したと言われていますが、日本には一体どれだけ、ホームレスがいるのかご存知でしょうか。

実は、5年に1度行われる国勢調査でも、正確な人数は判っていないようです。
ちょっと調べてみますと、国が公表しているのは、1999年で2451人、2003年で25296人とあります。
自治体により調査時期や方法がまちまちということで、正確な比較はできませんが、確実に増えており、東京や大阪などの大都市にとどまらず、地方都市への広がりが確認されているということです。
現在では、大阪市だけでも1万人を超えていると推測され、全国では30000人を超えていると言われています。
現在、新宿駅西口はガラス張りのきれいな広場になっていますが、1996年頃のここはダンボールハウスで埋め尽くされており、ある意味名所になっていました。
それ以前から、冬に暖かい地下街はホームレスの格好の生活の場だったようです。
ふた昔前には、すでに点々と見られていましたが、急激に見受けられるようになったのはバブルが崩壊した後のようです。
駅や公園で問題となる程度でしたが、急増によって都道府県が対処しなければならないほどの問題になってきたということです。
ホームレス襲撃事件が多発するなど、ホームレスにはさまざまな問題が潜んでいます。
ホームレスに身を落とす経緯は千差万別です。
ホームレス同士がその経緯を相互に詮索することは、タブー視されています。
一般社会からの乖離・疎外が見受けられ、経済的背景と個人的背景が複雑に絡み合っています。
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ピックアップ!:男女比について
ホームレスの人たちは圧倒的に男性で、女性は、東京で2.1%(15人)、大阪で3.0%(20人)だとさ・・・
