ベンチでの生活
公園や商店街など都市部の公共空間から、馴染みのある寝そべることのできるベンチがだんだんと撤去されています。
これは、ホームレスを排除するためだそうです。
その代わりに仕切りのあるベンチが登場しています。

これでは、横になることはできずホームレスは寝床に困る始末です。
公園のベンチを頼りにしていたホームレスは、ベンチにまで見放された状況だということです。
ホームレス数の増加するなか、民間支援団体も全国各地に設立されるようになりました。
民間支援団体のいくつかは、相談事業や就労支援事業等の公的支援事業を受託するなど、行政との連携を図っているところもあります。
しかしながら、多くの民間支援団体では、不安定な財政基盤とスタッフ不足のなかで支援を行なっているのが実状だということです。
支援団体のこれまでの経験を生かす方向で財源保障を公的に行なっていくことが重要だと言われています。
民主党が議員立法でまとめた「ホームレスの自立の支援等に関する臨時措置法案」を衆議院に提出しましたが、ホームレス問題に関する法案が提出されたのは日本では初めだったそうです。
日本ほどの先進国でこれほどホームレスの人たちが街にあふれている国はないという状況、また国の経済失政も大きな原因となっていることから、国の責任で解決しなくてはいけない問題だと考えられています。
個人的背景によってホームレスになるケースは、家族関係の悩みやギャンブル依存、アルコール依存など精神疾病を抱えている場合、自分から家を飛び出し家族と別れる場合、夫の浮気や離婚、配偶者からの暴力、あるいは親から勘当されるケースが見られます。
ホームレスと言いますと、お笑いコンビ麒麟の田村裕の『ホームレス中学生』が大ベストセラーになりました。
これは、自身の幼少時代から相方、川島明との出会いまでを書いた自叙伝です。
表紙は、田村裕が公園で生活していた時期に食べたことのあるダンボールをモチーフにしているそうです。
2008年10月時点で225万部を売り上げており、ワニブックス史上最高の売れ行きになったということです。
- 次のページへ:ダンボールハウスから見る景色
- 前のページへ:火災が起きると
ダンボールハウスから見る景色は、ダンボールハウスから見る景色の情報を掲載しています。
ピックアップ!:ダンボールハウスとは
ダンボールハウスはダンボールを材料として、少人数の人が中に入り込めるように組み立てた小屋のことです。・・・
